はじめに


   近年,インターネット上の誹謗中傷やいじめ,出会い系サイトなどの違法・有害情報に起
 因する被害,子どもたちの携帯電話への依存などインターネットや携帯電話に関連した問
 題が多く 報告されています。このような実態を受けて,今学校における情報モラル指導の
 充実が求められています。情報モラルとは,「情報社会で適正な活動を行うための基になる
 考え方と態度」であり,日常生活におけるモラルが基盤になります。情報モラル指導は,人
 間として社会で生きる正しい姿勢や態度を育成するためにきわめて大切な指導であるとい
 う認識のもとで,学校全体で取り組んでいくことが必要です。
   現在,学校においては,様々な場面で情報モラル指導が行われています。しかし,多くの
 学校における指導は,それぞれの担当教員の判断で独自に行われることが多く,学校全体
 での取り組みには至っていません。その理由としては,情報モラル教育の必要性は分かっ
 ていても何をどう指導したらよいか分からないこと,学校として必要性に迫られていないので
 実践に結びつかないこと,目に見える成果として表れないので消極的になりがちなこと,教
 師の知識が不足なこと,などがあげられます。
   そこで,本研究においては,各学校における情報モラルに関する指導的立場の教員を支
 援することで,学校全体で組織的かつ計画的に情報モラル指導に取り組めるようになり,各
 教職員が情報モラルについての指導の向上を図るような方法を提案します。  
 
 小学校「情報モラル校内研修会プログラム」
 中学校「情報モラル校内研修会プログラム」
 
  研究紀要をご一読後,お使いくださることをお勧めします。
プロジェクト研究3 『研究紀要』